NanoVNA-H4付属の50Ω抵抗を測定してみた

友人G氏が今話題のNanoVNA-H4を入手したので、操作方法を習得し教えるという約束で早々借用し使用してみました。NanoVNA-H4のLCDのサイズが4インチで、NanoVNAの2.8インチより大きくタッチスクリーンの使い勝手はよいと思います。また、NanoVNAと違って、しっかりしたケースに収まっていますので、ごみなどの侵入も防げます。これからNanoVNAを入手するつもりなら、少し高価ですがNanoVNA-H4がお勧めです。

私は、6~7年前からVNAに興味を持っていて、すでにminiVNA Tiny(1MHz~3GHz)約€400、SARK-110(0.1MHz~230MHz)約¥40,000、FA-VA5(0.01MHz~600MHz)約€170の3台を所有しています。いずれもNanoVNAに比べて高価です。NanoVNAの価格・機能・操作性を見て中国の開発力には驚きました。NanoVNAは¥5,000以下で購入できますし、NanoVNA-H4でも約¥10,000で購入できます。機能に違いはありますが価格・機能・操作性を考えると食指が動きそうですが、今はガマンです・・・・ Hi

NanoVNA-H4の操作を一通り習得し、アンテナアナライザ機能を主機能とするように設定をしました。これでG氏に返却をすることとしました。一通りの操作・設定後、ふとこの低価格のNanoVNA-H4に付属しているSOLは十分な性能を有しているだろうか思い、SOLの中一つの50Ωダミー抵抗を測定し、確認したいとの思いが沸き立ちました。

測定は、miniVNA Tinyで行いました。写真の右後方がminiVNA Tinyです。その左側がNanoVNA-H4です。前列は、左からNanoVNA-H4に付属の50Ω、BNCコネの50Ω(メーカ不明)、Nコネの50Ω(Mini-Circuite製 8GHz )、miniVNA Tiny用のSOLキット(3個)です。
IMG_0085.JPG
結果は、以下の通りです。測定の上限は3GHz 緑のラインはリターンロス、青のラインはSWRです。マーカ2は500MHz、マーカ3が1GHz、マーカ4が1.5GHzです。

1.miniVNA Tiny SOLの50Ωの測定結果
1GHzではSWR=1.00 1.5GHzでもSWR=1.02でした。結果は良好です。ま~当然といえば当然ですけど(校正に使用した50Ωですので)
miniVNA.jpg
2.NanoVNA-H4の50Ωの測定結果
500MHzでSWR=1.03 1GHzでSWR=1.04 1.5GHzでSWR=1.05と思いのほか良い結果でした。
NanoVNA.jpg
3.Nコネの50Ω(Mini-Circuite製 8GHz )の測定結果
本来の性能を測定できませんでした。原因はSMA-Nの変換コネクタの影響と思われます。
N.jpg
4.BNCコネの50Ω(メーカ不明)の測定結果
これも性能を測定できませんでした。SWRの特性が滅茶苦茶です。原因はやはりSMA-BNCの変換コネクタの影響と思われます。
BNC.jpg

3と4で使用した変換コネクタは秋月電子から購入したものです。価格は確か1個¥300位だと記憶しています。測定結果からは使用可能周波数は精々400MHzくらいまででしょうか? まともな変換コネクタは¥3,000以上しますのでショウガないです。SMA-Mの変換コネクタはそこまで高い周波数には利用しないので秋月電子のものでもよいでしょうが、SMA-N,SMA-BNCの2個を購入しようとすると約¥7,000円。懐が痛みそうです。Hi
NanoVNA-H4のSOLの性能を心配する前に、変換コネクタの性能を考慮しないといけないですね。反省!!!

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