デジタル通信?

JT65,FT8モードの通信が広く使われてきています。かく言う私も少しハマっています。

ところで、これらのモードや同じ文字通信のRTTYやPSK31をデジタル通信と呼んでいるケースが多くあるように思えてなりません。
各国連盟のアワードやコンテストなど、雑誌やネットなどでも、これらのモードをデジタル通信として区分しているようです。

皆さんは、これらのモードをデジタル通信ということに違和感を感じませんか?
私は少ならからず違和感を持っています。

そもそもデジタル通信とは、「音声信号や映像信号をデジタル信号に換えて行う通信」のことでした。これこそデジタル通信ではないのだろうか?
D-STARやC4FMは、音声などをデジタル変調するデジタル通信に該当するのではないのでしょうか?
JARLも当初は,「アマチュア無線のデジタル化と新しい電波型式の導入」(JARL NEWS 2003年5-6号)の文書でデジタルとデータ通信を書き分けていました。
https://www.jarl.org/Japanese/7_Technical/d-star/jn03_0506.pdf

現JARLは、RTTY,PSK32,JT65,FT8等をデジタル通信としています。残念ながら明確にどの電波型式をデジタル通信とするかの資料は見つけられませんでした。
RTTY,PSK32,JT65,FT8等に共通することは、通信する内容が文字データであるということです。それ以外に共通する点はありません。
RTTYは、現在ではJT65やFT8と同じようにPCで生成した信号でSSB変調することが多くなっていますが、もともとアナログ変調で行われていました。
RTTY,PSK32,JT65,FT8等を一般的な言葉"デジタル通信"として簡単に言っていいものだろうか? との疑問を感じていました。

電波法施行規則第14条の2によれば、
D-STAR(F7W),C4FM(F7W)
RTTY(F1B,F2B)・・・アナログ変調の場合
RTTY(PCで信号を発生させる場合),JT65,JT9,WSPR,FT8等はF1Dです。

1桁目は主搬送波の型式です。
2桁目は主搬送波を変調する信号の性質で、1と2はデジタル信号で変調するものでJT65,FT8(F1D)での2桁目に相応しますが、JT65,FT8とCW(A1A,A2A,F2A)の2桁目と区別ができません。
3桁目に注目します。3桁目は伝送情報の型式です。3桁目がBなら電信(自動受信を目的とするもの)、Dならデータ伝送、遠隔測定、遠隔指令、7は無情報、電信、ファクシミリ、データ・・・等、電話、テレビジョンなどを組み合わせたものです。RTTY,JT65,JT9,WSPR,FT8等をひとくくりに表す記号は、3桁目ではないだろうか? 3桁目のBとDをひとくくりにしたモード表現といった方がよいのではないだろうか?
一部例外があるとしても、これらの通信方式はデジタル通信というよりもデータ通信(データ伝送)といった方が分かりやすと私には思える。

電波型式の3桁目で分類するなら、
CWは、3桁目がAで電信(聴覚受信目的を目的とするもの)を示します。電波型式A1A,A2A,F2A等が相応します。
PHONEは、3桁目がEで電話を示します、電波型式J3E(SSB),F3E(FM),A3E(AM)等が相応します。
データ通信は、3桁目がBで電信(自動受信を目標とするもの)を示します。または3桁目がDでデータ伝送を示します。F1B(RTTY)、F1D(RTTY,JT65,JT9,FT8)、F2B(PSK)等が相当します。
そのほかにファクシミリやテレビジョンなどがありますが、今回は省略します。
すっきりしますし、説明が簡単ですね!

いかがでしょうか?
ちなみに当ブログでは、JT65やFT8をデータ通信/データモードとしております。

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